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第49回 お魚マイスター講座

今年は、梅雨明けも早く猛暑が予想されていますね。
暑い夏と言えばやはりうなぎです。
夏バテ防止にはウナギのかば焼きやうな丼が最高です。
 
そこで意外と知られていない鰻のお話です。
ぬるぬると掴みづらいうなぎですが鱗はあると思いますか?
実はちゃんとあります。
細かいうろこがうなぎの皮膚の下に埋まっているので私たちは
見ることができなかったんです。
弱い皮膚を守るためにもあのぬめりが役に立っているんですね。
 
また、ウナギの血液にはイクチオヘモトキシンという毒があるので、
お刺身では食べられません。
 
関東と関西ではさばき方でも違いがあります。
関東は背開きです。
一説にはむかし、武士などの文化が強い関東では、
腹を切るということは「切腹」を意味してしまい、
縁起が悪いとされてきました。
そのために背開きをするようになりました。
また、うなぎの腹の部分には美味しさの脂がのっているので
それを逃がさない調理法でもあります。
関西は腹開きです。
関西地方では、商業や商人の文化が強く、
お互い腹を割って話をするということから腹開きが
されるようになったらしいです。
 
【いわき魚類株式会社 本田友範】