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カツオ(鰹)

4月下旬

日本でカツオの群れは黒潮系と小笠原系と2つに大別されます。

黒潮系は、フィリピン近海から黒潮にのり、四国紀州沖を北上する群れです。また、小笠原系は、ミクロネシアより小笠原海流にのって、小笠原、伊豆七島を通り、日本近海を北上する群れをさします。

沿岸表層を群泳し、黒潮にのって三陸沖まで北上して、秋になると北上してきたときと同じルートで南下するのが、「戻りカツオ」と呼ばれ、脂のノリも最高になります。

いわき(中之作港・小名浜港)では、6~9月頃が一番の水揚げが多くなる時期です。「目に青葉・・・」とあるように初夏のカツオの刺身(爽やかな味)は最高です。

カツオは腹側に数条の青黒色の縞がありますが、これは死後に現れるものであり、生きているときは明瞭な縞はありません。しかし、餌を食べるときに興奮すると白い縞が現れます。
体型は紡鐘型で、海洋を高速で遊泳します。

仔魚は数週間で十分な遊泳力をもつようになり、昼も夜も一生泳ぎ続けます。餌を求めて速く泳ぐためには、相当のエネルギーを必要とし、そのため、海中の酸素を多く取入れるために、口を開けて高速で泳ぎます。

漁獲方法は一本釣り、巻き網漁、曵縄漁とありますが、なかでもカツオの一本釣りが有名です。

成分の特徴としては、タンパク質が多く、血合い肉にはビタミンA、B1、B2、B12や鉄分のほか、EPA、DHAが多く含まれています。