トップページ > 旬のお魚紹介 > イサキ

イサキ

5月上旬

■特徴
イサキは本州中部以南、八丈島から南シナ海に分布します。
ただし、沖縄には分布しません。沿岸の岩礁域や浅海、内湾に多く生息します。太平洋側では関東から九州まで、日本海側では北陸から九州までの暖流域で特に多く見られます。

体は細長い紡錘形で、わずかに側扁(左右に押しつぶされたような形)します。体長20cmぐらいまでの若魚では体に3本の幅広い暗褐色の縦帯がまっすぐ走りますが、成長につれて薄くなり、24cm以上では消えます。幼魚の地色は黄みが強く、黒と黄色の対照が美しい縞模様をつくります。このため、イノシシの子供と同じように、瓜の縞に見立てて「うりんぼう」と呼ばれることがあります。全長は45cmになります。

産卵期は5から9月。関東周辺では、1歳で13cm、3歳で30cm以上になります。稚魚は内湾の水深5から10mぐらいのアマモ場、あるいは海藻の多い岩礁と砂底の境界付近を群れで泳いでいます。成魚は小型の魚類や甲殻類を食べています。

定置網、刺網、一本釣などで漁獲されます。漁獲は長崎県が主産地で、山口県、福岡県、三重県、高知県、愛媛県が続きます。高知県、愛媛県、熊本県、長崎県などで養殖も行われています。

6から7月は脂がのっておいしく、「つゆいさき」と呼ばれます。
肉質はくせがなく、様々な料理に向きます。大型魚は刺身、小型魚は塩焼き、煮つけが一般的です。ムニエルやフライなども美味です。

初夏の旬がとくにおいしい高級魚で、身質は鮮度が良いほど薄いピンクがかった透明感があります。

【成分の特徴】
たんぱく質、脂質、カルシウム、ビタミンAを多く含みます。動脈硬化予防・疲労回復・骨粗しょう症予防などに大変効果があり、さらにビタミンAは、皮膚や内臓、目の粘膜を強化します。