皆様、こんにちは!
朝晩の風に肌寒さを感じるようになり、いよいよ**「食欲の秋」**本番ですね!市場の活気もさらに増し、競り場にはピカピカに輝いた旬の魚がずらりと並んでいます。
今回は、この時期にぜひ皆様に味わっていただきたい、**10月に旬を迎える「黄金期の魚」**をいくつかご紹介します!
1.脂のりが最高潮!「戻り鰹(もどりがつお)」
「初鰹」はさっぱりと爽やかな味ですが、秋に三陸沖などから南下してくる**「戻り鰹」**は別格です!
北の海でたっぷりエサを食べているため、身が分厚く、脂ののりが最高潮。まるで**「海のトロ」**とも呼ばれるほど濃厚な味わいになります。
- おすすめの食べ方: まずは、シンプルな刺身やたたきで濃厚な旨味を堪能してください。脂が多いので、薬味にネギやニンニクをたっぷり使うのがおすすめです!
2.秋の魚の代名詞!「秋刀魚(さんま)」
「秋」の魚と書く、秋刀魚(さんま)。10月はまさに一番美味しい旬のピークです!
この時期のさんまは、体を南下させるために脂を蓄えており、身がふっくらと柔らか。焼くと滴り落ちる脂の香りは、まさに秋の食卓の主役です。
- おすすめの食べ方: 定番の塩焼きはもちろん、新鮮なものが手に入ったらぜひ刺身や握りで!焼く際は、焦げやすいので少し強めの火で一気に焼き上げるのがコツです。
3.隠れた秋の高級魚「秋鯖(あきさば)」
「鯖(さば)」は1年中手に入りますが、10月~12月にかけて漁獲されるものは**「秋鯖」や「寒鯖」**と呼ばれ、特別に美味しいとされています。
この時期の鯖は、丸々と太り、身にたっぷりと上品な脂がのっています。特に新鮮なものは、塩焼きや味噌煮だけでなく、しめ鯖にしても格別な味わいです。
- おすすめの食べ方: 味噌煮や竜田揚げにすると、脂と旨味がギュッと閉じ込められてご飯が進みます!新鮮なサバは、ぜひしめ鯖にチャレンジしてみてください。